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そのいっぽうで、日本に三つしかない老人専用の総合病院、浴風会病院での臨床経験を通じて、老年精神医学や老人医療あるいは老人の生き方の問題にも深くかかわり、何冊かの著書も発表しているし、静岡では長寿学術フォーラムの組織委員なども行い、共同通信からは連載として、高齢者の生き方についての発信を続けている。 また、習い始めて14年になる精神分析や臨床心理学も自分としては、最も興味ある学問で、毎月500ドル近くの本を買いあさり、今でも3ヶ月に一度はロサンジェルスに精神分析を習いに通っている。そのかいあってか、精神分析のコフート学派(自己心理学)では一定の評価を受けるようになり、日本人ではじめて、自己心理学の専門雑誌に論文が掲載されたし、私の留学先(メニンガークリニック)から出ている雑誌では、自己心理学関係の本については書評委員を行うことになった。そういう経験や知識を結集して、『痛快!心理学』を始めとするいくつかの本も発表した。 そのほか、私の個人的な怒りと、いきがかり上はじめた、学力低下への緊急提言や2002年からのゆとり教育の反対の先陣を切っているし、そういうことでのコメントを求められることも増えてきた。これについても何冊かの著書も出している。 いろいろなことに手を出しすぎという批判や不信もあるかもしれない。しかし、私としては一つにつながっている。それは、「学んだことを使えるものにする」ということである。 認知心理学を学ぶにしても、それを実際に応用してみないことには、単なる物知りで終わってしまう。それを私の読者の受験生や通信教育の受講生に何とか使えないかを考え、試し、また使うようにアピールする。結果が悪ければ、即座に何が悪いかを反省し、それを改善していく。よければ、さらにその応用を進めていく。こうして、使える認知心理学を自分のものにしようというのが私の基本的なものの考え方である。 こうして、使える認知心理学が身につけば、さらにそれを大人の能力開発に応用する。こうして出来上がったのが『大人のための勉強法』(PHP新書)なのであるが、今後、能力開発は、私の認知心理学研究のメインテーマにしていく予定である。 老年医療についてもしかり、コフート理論についてもしかりで、実際の医療や人間の生き方、対人関係などに応用できなければ、意味がないというのが私の基本的スタンスである。 今回のホームページは、私の心理学や勉強法、あるいは老年医療の知識が、実際に「使える」ものにするための実験の場であり、読者の皆さんとのコミュニケーションの場であり、本にする前の情報の速報板であり、さらに私の実用版心理学や実用版勉強技術などを著書と違う形の商品として提供する場でもある。 和田が次に何をやるのか、次にどんなものを作るのか、そしてあなた方にどんな風に役立てるかは、まずこのページから発信される。そういう点では是非期待して欲しい。特に双方向のモニタリングを大切にしたいので、メールマガジンを発行することにした。和田が新たに発信する情報や心理学、勉強法ツールを早く試してみたい人は是非メルマガのメンバーになってほしい。 |
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