認知心理学において思考力のある人間とは、豊富な知識を身につけると共に、それを使って適切な問題解決のための推論ができる人のことです。 その能力を得るためには、どの「知識」がよりよい「推論」に使えるのかを短時間で選択したり、いくつかの「知識」をあれこれ組み合わせて「推論」を行うテクニックを身につける必要があります。 こうしたテクニックを身につけるために、心理学の理論に基づいたトレーニングを提供します。
認知心理学の実践 〜知識を使って問題を解決するために〜 情報を知識に変換する能力を得ただけでは、まだ問題解決の能力を十分に獲得したとは言えません。知識の豊富さだけでは、現代のIT時代に対応できないのは明白です。
H・コフート※の理論では、豊かな対人関係能力とは「相手の心理学的なニーズを満たしてあげれば、自分も心理学的なニーズを満たしてもらえる」という心理的ギブ&テイクの必要性が重要視されています。つまり、相手の心を掴むためには、相手の気持ちが読めなければならないというわけです。 本セミナーでは、相手の立場に立って相手の気持ちを推論する「共感能力」を身につけるためのトレーニングも行います。
相手の気持ちを理解し、人間関係を改善するために 仮に知識、推論、メタ認知能力が揃っても、まだまだ充分とは言えません。周囲の人々と上手なコミュニケーションを取れなければ、せっかくの「頭のよさ」が活かせない場面が、往々にしてあるのです。 新たな知識を得るには、 その分野のより詳しい人から学ぶのが早道ですし、「メタ認知能力」にしても、他人の考えをどれだけ上手に受け入れるかが、成功のポイントとなります。要するに、上手な対人関係能力を持つことは、自らの「知識」「推論」「メタ認知能力」を補強するのです。
顧客(大衆)の心理を掴むために 人間は大きく、心の主役が他者である「シゾフレ人間(分裂病型人間)」と心の主役が自分である「メランコ人間(躁鬱病型人間)」とに分けられるというのが、和田独自の理論です。 現在中高年以上の人たちは、進んで努力をし、失敗したら自分を責めるというメランコ人間が主流ですが、近年は、周囲に合わせて広く浅くの人間関係を築き、失敗しても運が悪かったと簡単にあきらめるシゾフレ型の人間が急増しています。